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S2000(AP1)のハブベアリングのガタやスプールバルブのオイル漏れなどを納車前に修理しました。

S2000 AP1 AP2

HMR HONDA(エイチエムアール ホンダ)のヤナギです。今回はS2000(AP1)の納車前点検整備を行いました。年式が経っている車両で、いろいろな部分にガタが来ていました。20年位以上生産から経っているので仕方がないですね。。。それらを直しながら乗るのも古い車の楽しみの一つですね。今回は多数修理をしているので順番にご覧ください。作業はメカニックのモリヤマです。

S2000(AP1)納車前点検整備

エンジンルームの点検から行います。点火プラグの減りは問題なく、焼け具合も問題なさそうですね。S2000 AP1 AP2ラジエーター廻りの点検です。アッパータンクとラジエターホースはどちらも問題ありませんね。冷却水漏れはエンジンオーバーヒートの原因になってしまうので、定期的に点検をおススメします。S2000 AP1 AP2S2000 AP1 AP2バッテリーは状態が良くなかったので新品に交換をします。S2000 AP1 AP2続いては油脂類の交換作業です。S2000はエンジン構造上オイルの消費が多くなってしまいます。定期的にレベルゲージで油量を確認して、エンジンのコンディションを保ってあげたいですね。S2000 AP1 AP2オイルフィルターも交換します。エンジンオイル交換2回に1回の頻度で交換をおススメします。当店では納車前の整備で必ず交換をします♪S2000 AP1 AP2トランスミッションオイルとデフオイルの交換作業です。こちらも熱で劣化してしまい、ギヤの保護力が弱まってしまいます。こちらも定期的に交換をしたいですね。S2000 AP1 AP2ブレーキ廻りの点検作業です。ブレーキパッドはフロント7mm、リア6.5mmと残量は問題ありません。S2000 AP1 AP2S2000 AP1 AP2

S2000(AP1)リアブレーキキャリパーオーバーホール

ブレーキの点検時にリアのブレーキキャリパーが左右動きが悪かったので、オーバーホールを行いました。ブレーキフルードに水分が含まれたり、熱で発生した水蒸気によってピストンが錆びてしまいます。そうなってしまうとピストンの動きが悪くなってしまいます。S2000 AP1 AP2S2000 AP1 AP2このように分解してみるとピストンが錆びているのが分かりますね。S2000 AP1 AP2S2000 AP1 AP2キャリパーの中も錆と汚れでこのようになっています。これでは動きが悪くなるのも仕方がないですね。S2000 AP1 AP2ピストン、ピストンリングを新品に交換します。S2000 AP1 AP2キャリパーの中をしっかりと清掃してピストンを組み付けていきます。S2000のキャリパーは鉄製なので、水分などに触れてしまうと錆びやすくなっています。オーバーホール後はしばらく問題ありませんが定期点検の際にキャリパーはチェックしておきたい部分ですね。S2000 AP1 AP2

S2000(AP1)アッパーアームブーツ交換&スタビリンク交換

下廻りの点検時にブーツの破れを発見しました。こちらはフロントのアッパーアームです。劣化でヒビが入っていますね。。。S2000 AP1 AP2新品と比べるとこれだけ違います。完全に破れてしまうとグリスが出てしまい、ジョイントを痛めてしまいます。S2000 AP1 AP2新品のブーツにグリスを入れ取り付けます。ゴム部品なので経年劣化で硬くなってしまいます。そうなってしまうとひび割れが起きてしまうので要注意です。S2000 AP1 AP2リアのスタビリンクも同様に劣化していたので交換作業を行います。S2000 AP1 AP2こちらは完全に割れてしまっています。。。S2000 AP1 AP2スタビリンクはブーツのみの交換はできないのでAssy交換を行います。S2000 AP1 AP2ブーツの破れは車検に通らない他、異音の原因にも繋がります。定期的に点検を行って劣化していたら交換をおススメします。S2000 AP1 AP2

S2000(AP1)スプールバルブパッキン交換

エンジンルームの点検の際にヘッドカバーからのオイル漏れはなかったのですが、スプールバルブから漏れてきていました。S2000 AP1 AP2垂直に取付されているので、重力の関係で下に漏れてしまいます。S2000 AP1 AP2S2000 AP1 AP2ゴム部品なのでこちらも劣化して隙間ができてしまい、徐々に漏れてしまいます。消耗品なので定期的に点検を行って滲み出ていたら交換したいですね。S2000 AP1 AP2

S2000(AP1)クラッチマスターシリンダー交換

次にクラッチマスターシリンダーの交換を行います。初期型のS2000だといろいろな部分にガタが来てしまいます。。。S2000 AP1 AP2車内のペダル付近を除くとフルードが漏れてきているのが分かります。ダダ漏れな状態になってしまうと突然クラッチが切れなくなってしまうので危険です。S2000 AP1 AP2中のシールが劣化してしまうとフルードが漏れてしまいます。消耗品なのでこの年式の車両だと交換時期かもしれません。S2000 AP1 AP2こちらは新品にAssy交換をします。これでしばらくは安心ですが、ブレーキマスターシリンダーも今後チェックした方が良いですね。S2000 AP1 AP2

S2000(AP1)ハブベアリング交換

左リアのハブベアリングにガタが来ていたので交換を行います。ハブとドライブシャフトを取り外すのですが、固着して外れません。。。アウトボードジョイントが外れないので車両からドラシャごと外しまいした。それからアウトボードジョイントを何とかして引っこ抜きました。。。新品のハブとアウトボードを取り付けます。シャフトはまだ使用できそうなのでそちらに組み付けます。これでハブのガタはなくなりました。年式がもう古くなってきているS2000はこういった部分にもガタが出てきます。一つ一つ直しながら愛車をきれいにしていくのも今後の楽しみですね。以上で作業は終了です。M様、この度はご契約ありがとうございました。納車までもうしばらくお待ちください♪

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