HMR HONDA(エイチエムアールホンダ）のワタナベです。新規入庫したシビック SiR-2(EG6 前期型)をご紹介させていただきます。H4年式 キャプティバブルーパール 修復歴有 114,800kmです。正直、ここまでの状態のEG6はなかなか出てこないです。修復歴と言っても第3者鑑定のグー鑑定に出したら通常は修復歴にはならないとのことでした。修復歴として取られている箇所はリアの先端になりますので、走りには全く影響はありません。では、ご紹介します。
なかなかお目にかかれない希少なフルノーマル！！
まずフロント周りからご紹介します。目立つような大きな傷はないですが、樹脂部分のフロントリップスポイラーは擦り傷があります。カラード仕様でないため目立ちにくいです。また、フロントバンパー左側に擦り傷があります。こちらは大きなものではないので、そこまで気になることもないでしょう。
ボンネット・ルーフは大きな凹みやキズもなく良い状態です。そして、この塗装のクリア感がすごいです。上面部分はほとんどのEG6ではクリアが取れてしまい、塗装も白くなっていると言うのが多い中、この塗装の映り込みはすごいの一言です。
サイドは薄い凹みは何ヵ所かありますが、目立つような感じではありません。そしてサイドもこのツヤ！！
VTEC DOHCのステッカーも健在です。ノーマル車高に鉄ちんホイールと言うところがまたいいですね。
リア廻りも目立つ凹みやキズはなく良い状態です。
純正オリジナルの鉄チン＆ホイールキャップ！ある意味これも希少ですね。PCDは100×4Hです。
マフラーもオリジナルです。純正は廃番ですが、アフターパーツのスポーツマフラーはまだ入手可能です。
ヘッドライトレンズはこの時代ガラスなので黄ばむことがないと言うのがいいところですね。とてもクリアな状態です。
外装は全体的にツヤがあり塗装ハゲなどもなくとても綺麗なコンディションです。なかなかここまでの状態は少ないので、良い環境で保管されていたでしょう。
シビックの外装動画
外装の状態を詳しくご紹介しています。遠方で見に来ることができない方など参考にしていただければと思います。
当時のカタログのようなオリジナル内装！
続いて内装を見ていきます。外装同様に年式を感じさせないコンディションを維持しています。
シートはクッション性もあり、表面の生地の痛みはほとんどありません。
リアシートはフロントシート以上にコンデションが良いです。オプションのギャザススピーカーがリアに装備されています。
純正の革巻きステアリングは擦れもなく良い状態です。
シフトパターンもはっきり確認できるほど擦れがない純正のシフトノブ。
ケンウッドのオーディオとパナソニックのETCが装備されています。
エアコンもバッチリ効きます！
トランクルームもご覧の綺麗さです。
内装は使い方によって程度に差が出やすく、簡単には補修できないです。なのでこの状態を維持していると言うだけで前オーナーの愛情が伝わってきますね。ぜひ動画でもご確認ください。
シビックの内装動画
内装の状態を詳しくご紹介しています。遠方で見に来ることができない方など参考にしていただければと思います。
ブラック塗装がしっかり残っているヘッドカバー！
続いてエンジンルームです。まずボンネットを開けてビックリするのがエンジンヘッドカバーです。ここまでしっかりブラック塗装が残っているヘッドカバーはなかなか見ないです。ほとんどのヘッドカバーは結晶塗装が剥がれて下地が見えています。これだけでも価値ありです。
エンジンルーム全体を見てもサビはほとんどなく、汚れなども含めて少なくとても良い状態です。デストリビューターは一度交換されているようです。そしてエアコンも修理されてレトロフィットが装着され、R12から134aのエアコンガスに変更されています。これはありがたいポイントですね。
とにかくこれだけオリジナルの状態のEG6はかなり希少です。試乗した感じは特に気になる異音や振動はありませんが、エンジンのVTECに切り替わった後の伸びが少し弱い気するので、今までVTEC以降の回転域をあまり使用していない様な感じです。ですがこれに関してはこれからのこのお車を乗られる方がしっかりとハイカム域の当たり付けをしてあげれば気持ちいいフィーリングになって行きます。すでに製造終了から20年以上経過して今なお国内外から人気の高いモデルです。ノーマルコンディションでお探しの方は是非一見していただきたいお薦めの1台です！
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